真面目なハノンの話の続き
13/01/16
誤解があるといけないので補足を、、
ハノンの38番までは白鍵のみを使うので親指が他の指の下をくぐったりしないのでついつい手首が固くなって柔軟性を失いがちだ、と。
指を強化する目的なら良いけど、色々とバランスよく練習したほうが時間と労力の無駄にならない。
おいおい、1800年代に生きた偉大なハノン先生にケチつけるのかよ?と。いやいや僕自身、時期によるけどハノンの39番以降をよく練習する。
スケール、アルペジオ、半音階、などなど。最近は59番を両手ユニゾンではなくハモらせて12調に、ってのとか。なかなか難しい。
ジャズってある程度手首を固定して指を強化しないとそれっぽいフレーズ感が出ない。でもあまり固すぎても飲む音(ゴーストノート)が出せないし、柔らかいリズム、スイング感、フレーズにもならない。だから柔軟性と頑強性と両方が必要なんではないかな、と。
僕は自律神経失調症の気があるので筋力がすぐに無くなってしまう、気がする。だから若い頃より今のほうが何日か練習をサボると指、腕の筋力が衰えてしまう感覚になる。だから仕方なく練習する、みたいなところがある。
しばらくサボって久しぶりにピアノに向かってもサッと弾ける、筋力を維持できてる人がうらやましい。いや、クラシックのコンサートピアニストなんかは日々ものすごい量の練習をして技術、筋力を維持してるんだと思うけど。
その点スポーツ選手はいいな。若い頃がむしゃらに頑張って結果を残して、結構若い時期に引退してしまう。
ピアノはそういうわけにいかないからな、、
もうピアノはやめてオルガン、シンセ中心に、作編曲中心に、したらピアノの呪縛から逃れられそうだ。
いや、それでも練習はピアノを使わないと、、
そんなことごちゃごちゃ言ってる前に練習しろ、と言われそうだ。
Note